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女優、バラエティ…常に新たな一面を見せる安倍乙(劇団4ドル50セント)の素顔に迫る!

女優、バラエティ…常に新たな一面を見せる安倍乙(劇団4ドル50セント)の素顔に迫る!

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劇団4ドル50セントの一員で、グラビアにバラエティ番組にと活躍の場をどんどん広げている安倍乙さん。7月から放送されているテレビ東京系ドラマ「にぶんのいち夫婦」では人生初のラブシーンに挑み、本日DVD発売&各動画サイトで見放題配信開始となった「麻雀宝湯記」では初主演として、、温泉に入ると覚醒して強くなる女子高生雀士の役を熱演! そんな安倍さんに、両作品のこと、そして女優としての展望などについてお聞きしました!

麻雀の知識ゼロで「最強雀士」役にチャレンジ!

──まずは「麻雀宝湯記」のお話からお聞きしたいと思います。出演オファーが来た時点で、麻雀についての知識はゼロだったとか?

安倍 そうなんです!(笑) もちろん、映像作品で初主演だったのでとてもうれしかったんですけど、麻雀の知識が全くなかったから、主演ということになると不安で不眠症になったりしました(笑)。麻雀を漫画で解説してくれる本があったので、それをひたすら読んで「あー、なるほど!」って頭に入れてから、東映のスタッフさんたちと一緒に打ったりして、「面白!」ってなりました。

 

──ゼロからだと、牌の名前、役の名前、ルール……覚えることが多くて大変ですよね?

安倍 ホントに大変でした! 頑張って覚えました。撮影が終わってからは全然打ってなくて、今はアプリでやってるんですよ。アプリだとポンとかチーとかできる場面で「どっちにしますか?」みたいなのが出るので楽なんですよね(笑)。でも、短期記憶で抜けちゃってる部分が多いので、また対面で打ったら全然勝てないと思います。ちゃんと覚えたら麻雀関連のお仕事にも広がりそうなので、もっと頑張りたいと思ってるんですけど。

──安倍さんが演じている真白さんは、いろんなことが起きるストーリーの中で、特に前半はボケ倒す役柄ですよね。あの雰囲気がすごくよかったです。

安倍 ありがとうございます(笑)。温泉に入る前の真白のキャラって、素の私に近かったので、やりやすかったです。私も「ボケてる」とか「マイペース」とか普段から言われるので。

──そうかなと思いました(笑)。逆に温泉に入った後は力強く叫ぶし、麻雀で上がる時に役と点数を告げるのもドスをきかせてますよね。

安倍 そうですね、一役なんですけど二役やってるような気持ちでした。今回は監督さんがカメラマンを兼ねていて、「映像でこう映るから目力をもっと強く」とか、声の出し方とかも指導されて、試行錯誤しながら頑張りました。

──作品としては温泉入浴シーンがセールスポイントの一つだと思うんですが、初体験ですよね?

安倍 今までなかったですね。これまでは映像作品でも映る時間が少しのものばかりで、しっかり主演で、しかも麻雀シーンもそうだし温泉シーンも初めてだったので、とても緊張しました。でも舞台とは少し違っていて、撮影した後にいろんな人が携わってBGMとか効果音とかもついて編集されていて、完成したものを見た時に感動したんです。これからも映像のお仕事はぜひもっとやりたいなと思いました。
 

──ああ、そこは大きく違うところですね。

安倍 でも、舞台は舞台で生の感じもいいんですけどね。映像だとアングルを変えて何度も撮ったりするので、いろんなことを覚えておかないといけなかったりするところも全然違っていて、「できるかな」っていう不安もあったりしたんですけど、両方経験させてもらえて、違いにも気づけてうれしかったです。

──温泉シーンは全て、W主演の奥山かずささんと一緒でしたよね。そこは気持ち的に楽だったのでは?

安倍 はい、それはすごくあります! 一人だったらちょっとヤバかったかも(笑)。奥山さんがバディ役ですごくよかったなと思いました。雑誌の表紙とかグラビアとかすごく飾られていて、それは拝見していたんですけど、その印象だけだと気が強くてストイックな人なのかなと思ってたんです。私はけっこうボケッとしてるから、麻雀のシーンでミスしたりしたら「お前!」って怒られちゃうんじゃないかなとか(笑)。でも実際にお会いしたら男性みたいな性格の人ですごくサッパリした方だったんですよ。

──怒られることもなく(笑)。

安倍 はい(笑)。だから奥山さんがバディ役ですごくよかったですし、心強かったですね。

──劇中でも、ほとんどのシーンで奥山さんと一緒ですよね。いくらW主演と言っても、ここまで一緒なのも珍しいです。

安倍 言われてみたらそうですね!(笑) 彼女の性格とかもよく知れましたし、私もたまにグラビアやらせてもらったりもするので、「どうやってスタイルをキープしてるんですか」って聞いたり、あと青森出身なので、方言を教えてもらったりしました(笑)。

私にとっての“覚醒条件”とは……!?

──前半の石和編では不破万作さん、後半の伊東編では及川奈央さんが敵役で出てきますね。大ベテランのお二人はいかがでしたか?

安倍 大御所って、もっと威張ったりしててもいいと思うんですけど、不破万作さんはすごく優しくしてくださって、麻雀牌の名前とかも教えてくださいました。及川奈央さんも不破さんもとてもフレンドリーで、それが芸能界で長く生き残れる秘訣なのかなって、勝手に思ってました(笑)。

──そんな大ベテランとともに麻雀卓を囲んで、少し前まで全然知らなかった麻雀の演技をするというのもすごいですね(笑)。

安倍 大変でした(笑)。不破さんは普段から打ち慣れてらっしゃるので、私のシーンでたくさんミスって不破さんをお待たせしたりしたらどうしようとかってプレッシャーはあったんですけど、優しいオーラがすごく出ていて、安心できました。最初はどんな方なのかなと思って緊張してたんですけど、いらっしゃるだけで現場が和やかになるんですね。そうしようと思ってらっしゃったわけじゃないと思うんですけど。だからすごく落ち着いて臨めました。及川さんもそうでしたね。

──ロケ地の温泉はどうでしたか?

安倍 それが、撮影スケジュールがすごくタイトで、撮影で入った以外は全然楽しめなかったんです(笑)。どちらもすごくいいところだったので、今度はプライベートで来ようと思いました。普段でも疲れた時とかは、検索して近くの温泉に行くこともあるんですよ。私、末端冷え性なので、浸かると気持ちいいし、よく眠れるんです。だから改めて行きたいですね。

──最後に気になるセリフがありましたよね。「如月会の敵は全部で12人いる」っていう。今回、2人倒したので、あと5作品続くということなんですか?

安倍 ね! 言ってましたよね。でも次回作は、まだ分からないんです(笑)。DVDが発売されて各配信サイトでも見られるようになるので、いろんな人に見ていただいて、「続編が見たい」という声がたくさんいただけたら実現するんだと思います。

──もちろん、続けてやりたいですよね?

安倍 はい、やっぱり続けたいなと思いました。麻雀のことも勉強しましたし、残った敵を倒さないまま終わるわけにもいかないので、いろんな方にご視聴いただけたらうれしいなと思ってます。

──今回演じた真白さんには、共感していますか?

安倍 温泉に入る前のボケーッとしたところは、共感というか似てるなあと思ったんですけど……あと、お父さんのことを嫌いと言いつつも、何だかんだ大切にしてるじゃないですか。チー子さんと一緒に敵を倒しに行くのも、助けに行くためなので。そういう、家族を大切にしているところは一緒だなと思いますね。でも、温泉に入って豹変するところは、私は日常でも怒ることとかほとんどないので、違うなあと思います(笑)。

──真白さんにとっての温泉のように、リフレッシュしたりやる気を出したりする特効薬は、安倍さんにとっては何ですか?

安倍 落ち込んだり、「もう人生やってられへんな!」って思った時は、この世の全てを仮想現実と思うようにしてるところがあります(笑)。これ、説明しても共感してもらったことがないんですけど、自分が目をつぶってる時って周りがどうなってるか分からないじゃないですか。「実は何も存在してないのかな?」とか。あとは……お腹と背中がくっつきそうなぐらいに空腹状態の時に、今やってるYouTubeの企画を思いついたりとかはありますね。

──空腹の時というのは珍しいですね(笑)。「麻雀宝湯記」が今後も続いて、日本各地の温泉を巡れることをお祈りしています(笑)。

安倍 ありがとうございます(笑)。私もいろんな温泉を楽しみたいです(笑)。

人生初のラブシーンに超緊張!

──で、もう一つの話題は7月から放送中のドラマ「にぶんのいち夫婦」なんですが……いただいた資料にも、「人生初のラブシーンに体当たりで挑戦し、女優としてひと皮むけました!」と太字で書いてあるので(笑)、そのことをお聞きしたいと思います。

安倍 はい(笑)。本当にとっても緊張したし……洋画とかでも、ラブシーンって普通に出てくるじゃないですか。でもそういう時って、女性が下になってることが多いと思うんですけど、私の場合は相手の男の子のことが好きという役柄なので、台本には「自分から誘惑する」って感じでト書きに書かれていたんですね。ただどういう風に誘惑するとかは一切書かれてなかったので、「えっ、どうしよ!?」と思って(笑)。

──そういうものなんですか(笑)。

安倍 私の演技が下手クソで、現場で全然うまくいかなかったらどうしようとか考えてたんです。でも、スタッフさんたちもすごくいい人たちばかりだったし、相手役の坂東龍汰さんもアメリカ人みたいな性格でとてもフレンドリーな方で、「気にしなくていいからね。リラックスしてやってくれればいいから」って、すごく言ってくれて。だから安心して臨めましたし、撮影が終わった後に監督さんも「またご一緒できたらいいですね」って言ってくださったので、ホッとしました。
 

──よかったですね。

安倍 はい(笑)。最初に言われた時、撮影の1ヵ月ぐらい前から緊張していたし、現場に行った時は本当に心臓が張り裂けそうなぐらいにドキドキしてたんですけど、もうここまで来たらやるしかないというのと、スタッフさんたちが演じやすい現場を作ってくださったので、終わった時は達成感がすごくあって、自分でも「ひと皮むけたな」っていうのをすごく感じました。

──先ほど言われていたように、洋画とかではそういうシーンに接していたとしても、「まさか自分が」という感じだった?

安倍 ホントにそうです!(笑) だから、全世界の俳優さんや女優さんはホントに肝が据わってるなと思いました(笑)。

──反響はいかがでしたか?

安倍 お婆ちゃんから「エッチなシーンがあったね。見たよ」ってLINEをもらいました(笑)。あと、地元の友達からは「エロい感じじゃなくて、すごくキレイに映ってたから、よかったよ」って言ってもらえて、うれしかったです。

──人気漫画が原作なんですよね。もともと知ってましたか?

安倍 お話が来てから知りました。すごい人気作なんですよね。私も読んだんですけど、深夜帯のドラマにピッタリの内容だなと思いました(笑)。主婦層の方が、仕事とか育児とかを終えて寝る前に30分ぐらい見る、というのにいいのかなって。でも内容については、あんな世界があるなんて怖いなって思いました(笑)。

──先ほどの麻雀もそうでしたけど、「不倫」というのも……

安倍 縁がなさ過ぎですよね(笑)。でも、それが役者の特権だなとも思いました。いろんな設定の中でいろんな役を演じたりできることが。監督さんからは、「樋口君(好きな相手の役名)のことを、『ホントに好き!』ってずっと思ってないといけないよ」って言われたんです。だから、劇中で樋口君から「本能でやっただけだから」って突き放された時は、本当にショックでした(笑)。でも、「片思いってこういうことなのか」って知れて、うれしかったです(笑)。

──そうですか(笑)。そういう時、役柄と現実の切り替えは早い方ですか?

安倍 私はあんまり引きずったりはしないですね。ただ、今までやってきたのは病んでたりするような役とかはなかったというのもあるんですよね。「スパイダーマン」のジョーカーみたいな役をやったらどうなるんだろう?と思ったりはしますね。「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーはその役に影響されすぎてしまったので、役から抜け出せなくなったりしたらとんでもないなって思うんですよ。そこはちゃんと切り替えないといけないなって。

──それは怖いですよね(笑)。

安倍 でも私の場合は、地元に帰って関西弁を話すと自分を取り戻せるから、それで切り替えたいです。大きな役をもらって、闇を抱えすぎたりしちゃったら、そうやってのめり込み過ぎないようにします。

この先演じてみたいのは……ホラークイーン!

──先ほど、真白さんについても聞きましたが、このドラマでの真奈美さんには共感する部分は?

安倍 私は死ぬほどの大恋愛みたいなのをしたことがなくて、自分から異性を好きになるという感情も分からなかったんですよね。でも少女漫画を読んで「片思いってつらいな」ってすごく思いました(笑)。真奈美は、樋口君を呼ぶ時とかも小さくジャンプしたりしてあざとさ全開だったので、私としてはすごく嫌いなタイプなんですよ(笑)。どういう風に演じたらいいんだろうと思って「ゴシップガール」っていう海外ドラマで小悪魔系の女性のことを研究しました。それと、「挙げ句の果てのカノン」っていう漫画があるんですけど、それも片思いがテーマですごく切ない物語なので、その主人公の気持ちで樋口君のことを好きになろうと思って、作っていきました。

──映画とか漫画とか、いろんなところからヒントを受け取っているんですね。

安倍 自分が不器用すぎるので、ぶっつけ本番で臨んだら、感情もこもってないただの棒読みになっちゃうと思うので、そういうところから学びを得るようにしてます。ただ思うのは、経験ってすごくプラスになるなって。だから大恋愛もしたいなって思いました(笑)。

──頑張ってください(笑)。ただそういう意味では、今回お聞きした「麻雀宝湯記」も「にぶんのいち夫婦」もキャリアの上ではすごくいい経験になったのでは?

安倍 それは確かにそうです。麻雀だって今回のオファーがなかったら一生やってなかったと思うし、二作とも、経験させてもらってすごくありがたいなと思います。

──今年は「全裸監督 シーズン2」にも出演されたりもしてますよね。キャリアに伴って、オファーがかかる作品の世界や求められる役柄も幅がどんどん広がってることを感じられているのでは?

安倍 そうですね。劇団では女子高生の役だったり、わりと純粋な女の子の役が多かったんですけど、「全裸監督 シーズン2」でも、出番はちょっとなんですけどフェラーリに乗ってたりする派手な役だったりするので、そういう破天荒な役が求められるようにもなってきてるのかなって思います。また、「男の優しさは全部下心なんですって」という映画にも出させていただいてるんですけど、そっちもすごく破天荒な役で(笑)。あと劇団とろりえさんのコラボで昨年やった「年末」という舞台もずっと叫んでる役だったりして、役を与えられることによっていろいろ引き出してもらっているし、幅がすごく広がるので、新たな自分を見つけ出してもらえて、すごくありがたいなと思ってます。

──もしかしたら、みんな「安倍さんにこういう役をやらせてみたい」と思うのかもしれないですね。

安倍 そうかも! こんなにいろんな役をやってて、ホントに役者さんって、みんな大変だなあと思います(笑)。でもそういう破天荒な役でも、やってて「楽しいな」と思う時があるので、もしかしたら普段からそういう要素が自分の中にあるのかなって思いますけど(笑)。

──一方でTVではバラエティへの出演も増えています。これだって、以前だったら考えられなかったことですよね?

安倍 本当に考えられなかったです。でも、バラエティの収録ではいつも思うんですけど、私がボケッとしてるのもあって、最前線で活躍している藤田ニコルさんとかみちょぱさんとかがすぐにパッと面白いことを思いついて言えるのは、本当にすごいなって。私はそういう柔軟性とか瞬発力とかに欠けてるから大変なんですけど、バラエティに出るとフォロワーさんが増えたり、ネットニュースにも取り上げてもらったりして、反響が大きいんですよ。ただ収録に参加すると頭使うので疲れてしまうし、「はーっ……」ってなるんですけど。瞬発力とかは大事なんだなって、改めて思いましたね。

──でも、ああいう番組はいろんなタイプの人がいてこそ成り立つところもありますからね。収録が終わると反省することが多いですか?

安倍 します! それと、バラエティ番組の収録終わりにスタッフさんに挨拶に行くんですけど、私が発言して笑いが起きたシーンが撮れた時とかは「ありがとう! またよろしくね!」って笑顔で言ってもらえるんですけど、全然しゃべれなかった時とかは「あー、お疲れ~」みたいな感じなんですよ!(笑) だから、ニコルさんとかみちょぱさんとかは甘い世界じゃない中、生き残っててすごいなって思いますね。

──そういう話は聞きますが、本当なんですね(笑)。そういう仕事なども経験して、これから挑戦してみたいことなどはありますか?

安倍 映画で主演ができたらいいなって思ってます。TVドラマとかももっとやりたいんですけど、映画ができたらいいなって思います。役は……舞台で見られてない方は破天荒なイメージはないと思うので、クロエ・グレース・モレッツが演じた「キャリー」とかみたいな、やったことのないような役に挑戦してみたいです。映画で主演を張れるように頑張っていきたいです。

──「キャリー」の主役キャリー役と言えば、バリバリのホラークイーンですね。主演だったら派手な役がいい?

安倍 そうですね。一発目は「こんなに幅があるんだ」って思ってもらえたらいいなと思うし、ホラーは人気があるので、ホラー好きな方にも知ってもらえると思うので、やってみたいです。

──また新たな一面を見せられるといいですよね。ありがとうございました!

撮影 長谷英史

安倍乙(劇団4ドル50セント)
■Twitter:https://twitter.com/abe_oto0118
■Instagram:https://www.instagram.com/abeoto0118/
■YouTube︰https://www.youtube.com/channel/UCodRi4S3iXB5CNfpKpeKAhg

テレビ東京 7月クールドラマ「にぶんのいち夫婦」 ※レギュラーキャスト
https://www.tv-tokyo.co.jp/nibunnoichi/

配信ドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」 ※主演
https://xstream46.jp/lineup/hotoki.php
2021年8月4日より、各種動画配信サービスにて見放題配信開始!!

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。