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【バレンタイン目前】関根優那がパティシエに?!
舞台、グラビア、写真集…新境地に挑む心境と今後の目標を語る!

【バレンタイン目前】関根優那がパティシエに?!
舞台、グラビア、写真集…新境地に挑む心境と今後の目標を語る!

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今年もバレンタインデーが近づいてきました。ということで今回は、3月5日から舞台「新サクラ大戦 the Stage」で主役の天宮さくらを演じる元Cheeky Paradeの関根優那さんに、チョコレート作りに挑戦してもらいました! 料理が得意という関根さん、チョコ作りの腕前は? もちろん「新サクラ大戦 the Stage」や4月発売予定の写真集のこともみっちり聞いてますよ!

ハイヒール型のチョコレート作りにチャレンジ!

関根さんがやってきたのは横浜中華街・「横浜大世界」の2階にあるチョコレートファクトリー。今回は店長さんにご指導いただいて、お店で実際に売られているハイヒール型のチョコレート「横浜ハイヒールチョコ」の製作にチャレンジ。商品にはストロベリーとホワイトがありますが、イチゴ好きという関根さんはストロベリーをチョイス。店内の工房に入らせていただくため、制服と髪の毛帽子のネットを着用して臨みます。

まず最初は、チョコの下ごしらえから。大きなボウルにストロベリー味のフレーバーパウダーを入れた上で、ホワイトチョコレートを注ぎ込みます。そう、専用の機械からは28度程度に保たれたチョコレートが、まるで蛇口から出てくるようにダバダバ流れてくるのです。「すごいですね!」と早くも驚いている関根さん。この機会、家にも1台ほしいとか?

で、ホワイトチョコレートとフレーバーパウダーがなじむようによーくかき混ぜ、そこに赤い色素が入った液体状のチョコレートをさらに入れて、またかき混ぜます。トロリと粘り気があって量もそこそこあるので、けっこう力を使います。でも混ぜ込む手つきはなかなか慣れた感じで、店長さんからも「うまいですね!」とおほめの言葉が!

さて、チョコレートがキレイなピンク色になってきたら、いったんウォーマーへ。ここでだいたい27度~29度に保温されます。チョコレート作りで大事なのは温度。チョコは冷えたら固まってしまうので、チョコ自体も使う道具も、28度前後に保っておく必要があるのです。でも同時に時間との勝負でもあるわけで、そこで活躍するのがドライヤー。道具はドライヤーの温風で温めて使います。ただし温めすぎるのも禁物。かなーり緻密な作業ですね。

ここで、いよいよハイヒールの型に流し込むわけですが……この商品、チョコがミッチリ詰まっているわけではなくて、本物のハイヒールみたいに中が空いてますよね。これはどうすれば? と思っていたら、店長さんがお手本。まずヒールの部分にチョコを流し込み、そこから専用のおたまで2杯分のチョコを入れると、型をグリーングリーンと回して、内部の全体にチョコが行き渡るようにするのです。あーなるほど……と思っていたら、何と店長さん、型を逆さにしてブンブン振って、今入れたばかりのチョコを戻してるじゃないですか!

「最初は型の内側にチョコレートの膜を作って、ある程度冷まします。そうすると、その内側にはチョコレートがつきやすくなるんですね。この作業を3回繰り返します」と、店長さん。つまり、

☆型にチョコを流し込む

☆空いている部分のラインにキレイに揃うように、型を回してチョコを行き渡らせる。

☆型を逆さにして余分なチョコを戻し、ヘリの部分をヘラでキレイにする。

☆チョコがある程度冷めたところで、またチョコを流し込む。

という作業を3回、繰り返すわけです。薄く残ったチョコが冷めたところに、内側にまたチョコの膜を重ねていって、あのハイヒールが出来上がるというわけなんですね。

関根さんが一番苦労したのは、型を回して内側にチョコを行き渡らせる作業。「あ、こぼしちゃった!」とか「うわっ、ごめんなさい!」なんて言いながら、目は真剣です。かなりな集中力ですね!

何とか2つの型に3回ずつチョコを流し込むと、いよいよこれを冷やして固めます。この間、約10分。ちょっと感想なんかをお聞きしていると、奥から冷えた型が出てきました。型を両側から外すと(これもちょっと緊張)、おおお! 見事なハイヒールが出現! ピンク色で、ホントに履けそうです! 関根さんからも思わず「すごい!」と声が上がります。

つま先のところにハート型の薄い板チョコを飾り付けて、いよいよ完成! お店の方に専用の箱に入れてもらうと、もう売り物にしか見えません! 関根さん、やりますね! ではこのチョコレートは記念にお持ち帰りいただいて、ごほうび?にチョコレートチーズケーキも食べていただきながら、インタビューに移りますか。

「チョコがボコボコになったらどうしようと……(笑)」

──チョコレート作り、お疲れ様でした! 実際に一連の作業をやってみて、いかがでしたか?

関根 見ている分には、こんなに神経も腕力も使って使ってやる作業だとは分からなくて、実際やってみると思ってる以上に集中力と体力が必要な仕事なんだなと思いました。だから、これを大量生産して毎日作ってらっしゃる皆さんを、本当に尊敬しました。

──でもすごくほめられてたじゃないですか。一番難しかったところは?

関根 チョコレートを均一に行き渡らせるのが難しかったですね。ヘリにきれいに揃えないといけないし、傾けすぎるとこぼれてしまうし。

──でも固まって完成したものはすごくキレイにできてましたよ。

関根 よかったですよね! ボコボコになったらどうしようと思ってやってたんですけど、できてきた時には「おおっ、本物みたい!」と思いました(笑)。食べたくないですね(笑)。

──今回はバレンタインデーの企画ということでチョコレート作りに挑戦していただきましたが、バレンタインの思い出というと?

関根 毎年ずっとお菓子を作っていて、グループをやってた時とかは、私がいつも作るガトーショコラがあるんですけど、これがめちゃくちゃ好評で。毎年作ってほしいってメンバーに言われ続けて、もう4年ぐらいずっとそのガトーショコラを作ってました。最初は小分けにしてたんですけど、最後の方はもうホールで持って行ってみんなで食べて、っていうバレンタインをしてましたね。

──それはメンバー内で食べてたわけですね。

関根 そうですね、メンバーとかスタッフさんとかで。バレンタインの時期は必ずリハがあったので、リハの場所にホール作って持っていってました。

──学校にいた頃は?

関根 その頃も作ってましたね。クッキーとか友チョコを大量生産してました。

──本命の男の子にあげたりは?

関根 いえ、もう男女問わず友チョコでしたね(笑)。あと一時期、逆チョコとかも流行りましたよね。もらったこともあります。

──今まで一番うまくできたお菓子は?

関根 何だろう? そのガトーショコラはもうずっと作ってる分、味が毎年改良されていくので、やればやるほどおいしくなっていった印象がありましたね。

──お菓子もですけど、お料理も得意なんですよね?

関根 私は料理が好きなので、お菓子よりも料理の方が作るんですけど、そのガトーショコラは味がすごく好きなんですよ。どっちかというとビターで、パウンドっぽくない濃厚な味が好きなので。自分好みの味にして、そのケーキが食べたいがために自分のために作る時とかもたまにはあります。

──その後にリクエストされたのも、チョコレートチーズケーキでしたよね。

関根 これも、すごくおいしかったです!

──ちなみに、料理で得意なものは?

関根 最近よくできたのは、クラムチャウダーですかね。コンビニのお弁当とかよりも、家で作るごはんがすごく好きなんですよ。なので、お母さんの帰りが遅かったりする時は自分で作ったりしてます。

──今日も混ぜる手つきが慣れてるなと思ってました。

関根 親がやってるのをずっと見ていたので、そのイメージがすごく強かったのと、友達にパティシエの子がいて、それを見て何となくこうなのかな?みたいな雰囲気でやってました。

──先生も混ぜる時点でほめてましたからね。

関根 うれしかったです(笑)。

「決まったという連絡を受けて、ワーッ!って叫んじゃいました」

──さて、舞台「新サクラ大戦 the Stage」のことをお聞きしたいと思います。オーディションを経ての決定だったということですが、受けた時点で自信はありましたか?

関根 歌審査があって、歌を重要視しますって言われてたので、「大丈夫かな?」とは思ってました(笑)。単純に、グループをやめてからあまり歌ってなかったので。「新サクラ大戦」の世界観と、今のキャラクターの詳細が出てなかったので、とりあえず明るく楽しんでやろうというのを意識してやりました。緊張するとやっぱり自分の力を出せなかったり、笑えなかったりとかもあると思うので、もうなるようになるなと思って、楽しんでやりました。

──それがいい結果につながったわけですね。

関根 結果的に、そうですね(笑)。オーディションの結果が出るのがメチャクチャ早くて、5日後ぐらいに連絡が来たんですけど、叫びました(笑)。違う仕事でレコーディングをしてたんですけど、マネージャーさんから電話が来てて。「何の電話だろう?」ってちょっと怖かったんですけど速攻でかけ直して、「今言ってください、何ですか?」って言ったら「決まったよ」って言われて。屋上にいたんですけど、その場で「ワーッ!」って叫んじゃいました(笑)。

──そうして主役の天宮さくら役を射止めたということで、今回はお芝居はもちろんアクションも歌もあって。刀も持つんですよね?

関根 そうですね。全部あります(笑)。

──これまでアクションの経験は?

関根 舞台での殺陣は一度やったことがあるんですけど、本当に少しだけだったので、ほぼ初めての気持ちですね。

──今、稽古はどんな状況ですか?

関根 少し前から歌稽古が始まったところなんですが、めちゃくちゃ難しいです(笑)。テンポもそうだし、音の動きがすごく独特で。あとやっぱり「言葉を伝える」という部分が大きいので表現力も必要ですし、技術的な部分で難しいです。歌の先生も「これ難しいね」って言うぐらいで(笑)。

──それをみっちりやったら、今度は殺陣や芝居の練習が加わるわけですよね。けっこう大変そうですね(笑)。

関根 そうですね。歌を歌うことは好きなので楽しんでやれるんですけど、やっぱり殺陣となるとやったこともないし、苦手意識とまではいかないですけど、不安の方が大きくなっちゃって……殺陣が一番不安かもしれないですね。

──グループ時代の、歌とダンスが全てだったステージと、芝居も殺陣もある中で歌もあるというのは、やっぱり全然違いますよね?

関根 違いますね。やっぱり舞台に立っているにしても、役を通して立っているので、「自分」とはまた違うというか。ライブでは普通に手を振って自分のまま笑えたりしますけど、芝居ではその世界観を伝えなきゃいけないので自分の瞬間というのがなくて、常に糸がピーンと張ってるみたいな、また違った緊張感がありますね。

「天宮さくらが現実に現れたように表現できれば!」

──舞台のベースとなる「新サクラ大戦」のゲームは……。

関根 やりました! やり始めると夢中になって寝られなくなったりしたんですけど、クリアしました!(笑)

──では、ゲームの世界観や天宮さくらのキャラクターもバッチリ理解できていると。

関根 さくらはけっこう純粋でまっすぐで、ちょっとおっちょこちょいで、でも誰よりも帝国華撃団にかける思いが熱い女の子なんですよね。芯は強いけどちょっとドジなところもある、かわいらしいところを演じられたらいいなっていうのがあります。あと一番は、動きがすごく大事になってくると思うんですけど、今回のゲームが全部3Dで立体的に感じられるからこそ、私が表現しやすいかなというのはあります。その3Dな感じを、より三次元的というか、現実に現れたという感じで表現できたらいいなと思います。

──舞台で着る衣装の写真も公開されてましたね。

関根 さくらは黒髪なんですけど、私は今、地毛がちょっと長いので……金髪のキャラクターとかよりはナチュラルな変わり方で、その部分は結構嬉しかったというか(笑)。あの衣装は再現度も高くて、着て鏡を見ても「あ、さくらだ!」って思えるので、すごく素敵なものをいただけたなって感じですね。

──あれを着るとスイッチが入るような?

関根 メチャクチャありますね! 背筋が伸びる感じがします。

──一番見てほしい部分は?

関根 やっぱり、原作の「新サクラ大戦」のファンの方も期待してると思うし、歌の部分はすごい重要になってくると思うので、「ゲキテイ」(主題歌「檄!帝国華撃団<新章>」)を歌ってる姿とか、新しい花組を生でお届けするっていう部分に力を入れて頑張りたいなって思います。あとは5人それぞれの個性を生かした表現とか動きとか、そういうところが一番重要になってくるだろうなと思ってます。

──そういう意味では、他のキャストさんとのコミュニケーションも大事だと思いますが、いかがですか?

関根 この前、初めてお会いしたんですが、7月に決まったのでお会いするまでに半年空いてたんですよ。舞台だとそういうことはあんまりなくて、会いたくても会えないような感じは初めてだったので「やっと会えたね!」ってばっかり言ってました(笑)。みんなそれぞれ作品に対する思いがちゃんとあって、責任感もそれぞれすごく感じてるなと思ったので、「思い」という部分ではみんなが一つになってると思います。すごくいい刺激をし合えるんじゃないかなと思いました。

──本番が3月上旬なので、あと1ヵ月ちょっとですね。

関根 不安ですね(笑)。舞台の稽古って、だいたい1ヵ月ぐらいなんですよ。でも今回はやることが多いので、頑張らないとですね。

──体調管理も大事だと思いますが、そのあたりは?

関根 そうなんです! ノドにはメチャクチャ気をつけてます。やっぱり誰かが欠けたら絶対にクオリティーのいいものにならないし、主演というのもあるので、「ちょっと調子悪いけど頑張ろう」では通用しないと思ってます。だから常に同じ調子でいないとっていう責任感がすごくあって、ちょっと声を出してノドを使っちゃって痛いなっていうこともあるんですけど、その時はノドのケアに気をつけなきゃと思って、ショウガ紅茶を飲んでます(笑)。

──季節的にも体調を崩しやすい時期ですしね。

関根 やっぱ寒暖差もあったし、仕事で海外に行ったりとかもあって、「あったかい」と「寒い」を繰り返してたんですね。だから、もし風邪引いたら、もしノドに何かあったらただじゃ済まないと思って、常に自分にプレッシャーをかけてます。自分の体調で左右するみたいなことはしたくないので、基本的な部分はちゃんとしなきゃと思ってますね。

──海外というのは、4月に出る写真集の撮影ですよね?

関根 ハイ! サイパンに行って撮影しました。夢が叶ったうれしさとか、「いい写りでいよう」という想いですごく気を張っていたので、一瞬で終わっちゃった感じでしたね。今回、一緒に写真集を作りたいって思ってたスタッフの皆さんと行けたので、信頼感もすごくあったんですよ。だから、私がどうすればよりよく写るかということを分かってくださる方々の中で撮れたのがすごくうれしかったし、最後の方は肩の力を抜いて撮れたので、そういう部分では新しい自分を見つけられたサイパンだったなって思います。

──それが本の形になったら、感激もまた違うでしょうね。

関根 違いますよね! 表紙がどの写真になるんだろう?って思いながら、ずっと撮ってました(笑)。楽しみです。

──今年は3月に舞台の主演、4月に写真集と、すでに話題満載ですね。

関根 「新サクラ大戦 the Stage」は今までで一番大きいチャンスなので、ちゃんと次につなげるというか、結果を出してこそだと思うので、そういう結果を出せるような、期待以上になれるような舞台にしたいなと思ってます。グラビアも始めて1年で写真集を出すことができて、勝負はここからなんじゃないかという感じなので、今年は勝負の年だなと思いますね。

──今年、こういうことに挑戦してみたいというものはありますか?

関根 まずは「カバーガール大賞」を取れるぐらい表紙を飾りたいというのが、今年のグラビアでの目標です。お芝居では、ドラマとか映画とか映像の分野に挑戦したいというのもあります。あとは舞台で、他の作品でも主演を張れるようになりたいです。

──今、ここまで積み上げてきたものが形になってきているという手応えはありますか?

関根 そうですね。過去に主演もやったことがあるんですけど、他の子からは「主演の責任感とかプレッシャーとか、すごく大変じゃない?」って言われるんですね。やっぱり自分の意思をしっかり持って伝えていかないといけないなっていう思いとか、そういう部分は今までの経験ですごく強くなれた気がしてて。内心はすごくプレッシャーとかも感じてはいるんですけど、舞台の上ではそういうのを感じさせないぐらいの、自分に勝つ強さみたいなものはけっこうついたんじゃないかなと思ってます。それは、ソロになってから成長できた一番の部分かもしれないですね。

──その強さで、チョコレートのへりもキレイに揃えると(笑)。

関根 そうですね(笑)。細かい作業は苦手なんですけど、もっとうまくなれれば(笑)。
 

撮影 中原義史

関根優那
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舞台「新サクラ大戦 the Stage」
公演日程:2020年3月5日(木)~3月8日(日)全8公演
会場:草月ホール
公式サイト:https://shinsakura-stage.com/
チケット情報:https://l-tike.com/play/mevent/?mid=490806

関根優那1st写真集「タイトル未定」
4月発売予定

撮影協力
横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム

所在地 : 神奈川県横浜市中区山下町97 横浜大世界2Fフロア
営業時間 : 平日 10:00~19:00 土日祝 10:00~20:30(ラストオーダー:閉店時間の30分前)
定休日 : 年中無休

☆横浜チョコレートファクトリー&ミュージアムの
「バレンタイン&ホワイトデー2020」開催中!


ホームページ: https://www.daska.jp/yokohama-chocolate
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Facebook : https://www.facebook.com/yokohama.chocolate/

記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。