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2017年はライヴ三昧の“MONKEY MAJIK”に原点回帰のライヴハウスツアー~秋のホールツアー、さらにディズニー楽曲のカヴァーについてインタビュー!

MONKEY MAJIK

2017年はライヴ三昧の“MONKEY MAJIK”に原点回帰のライヴハウスツアー~秋のホールツアー、さらにディズニー楽曲のカヴァーについてインタビュー!

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avex portalコラムでは初登場となる”MONKEY MAJIK(モンキーマジック)”。カナダ人兄弟Maynard(Vo&G)、Blaise(Vo&Gt) という2人のフロントマンと日本人のリズム隊TAX(Dr)、DICK (Ba) からなる4人組は今でも結成当初から変わらず地元の仙台を拠点に活動中です。2006年に1stシングル「fly」をメジャーでリリース。以降、フジテレビ系ドラマ 「西遊記」 の主題歌としてヒットした 「Around The World」 やCMソングとして話題を呼んだ 「空はまるで」 など、数々の名曲を世に送り出しています。


彼らの魅力はバンドならではの激しいロックソングだけでなく、英語詞と日本語詞を織り交ぜながらMaynardとBlaiseが歌う情感たっぷりなバラード、さらには風通しのいいオーガニックなライヴチューンなど、ジャンルレスで多種多様。2016年3月にリリースした最新アルバム『southview』では大胆なダンス/ディスコサウンドにも接近し、80年代のグルーヴを最新型にアップデートした珠玉のポップソングが並び、進化しつづけるバンドの頼もしい姿勢を見せつけてくれました。


ライヴ活動にも余念がなく、毎年全国各地を巡るツアーを敢行。記念すべきバンド結成15周年となった2015年には初の日本武道館公演も成功させるなど、ライヴハウスから巨大ホール、フェスまであらゆるステージで数多くのファンを魅了しています。
 
また、2011年1月には 「東北観光親善大使」 に任命され、東日本大震災復興支援プロジェクト 「SEND愛」 も主催。チャリティーライヴ 「SEND愛」 を行うことをはじめ、東北復興支援に向けた活動を継続するなど、地元に根ざした活動も彼らを形成する重要なファクターと言えるでしょう。
 
そんな彼らは2017年前半に全国津々浦々のライヴハウスを巡るツアーを成功させ、10月~11月には『BLUE MOON presents MONKEY MAJIK Japan Tour 2017 -REPRISE-』と銘打ったホールツアーを行います。ライヴ三昧な2017年のモード、さらに10/25にリリースされるディズニー楽曲のカヴァーアルバム『Thank You Disney』への参加について、メンバーにインタビュー。ライヴハウスで得られた感覚、ホールツアーへの意気込み、そして、バンドのこれからについても語ってくれました。

―2017年前半は原点回帰として、ライヴハウスツアーを行いました。ホールツアーではなかなか回れない久々の場所もあったと思います。特に思い出に残っているライヴハウスはありますか?
 
MONKEY MAJIK)たくさんありますね。その中でも特に前半に行った島根と鳥取のライヴハウスはかなり印象深いです。どちらの県もライヴは初めてだったんですが、すごく熱い公演で。毎回、MCで「初めてMONKEYのライヴに来た人!?」と尋ねてたんですが、9割近い方が手を挙げてくれたんです。もちろん、いつもライヴに来てくれるファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいですけど、今回は「初めまして」の出会いにも恵まれたツアーだったので、全県を巡ることができて本当によかったですね。
 

大きなホールとライヴハウスでのステージ。それぞれバンドとしての演奏や表現に変化、こだわりはありますか?
 
MONKEY MAJIK)こだわりというよりも、ライヴハウスツアーをやって思ったのは、メンバーがみんな、すごくお客さんとコミュニケーションをとってたことですね。距離感が近いから、熱量もダイレクトに伝わる。MCにしても演奏にしてもファンの反応によって相乗していくみたいな感覚がありました。予定外の曲を演奏してみたり、見に来てくれた人たちがすごくいい顔をしているのがステージから見えたり。この感覚をホールでの公演に持っていけないかなと考えたのが今回の「REPRISE」ツアーなんです。熱量をそのままに、サウンドや照明/演出も一曲ずつ丁寧に作り込んで見せて行きたいなと思ってます。
 

――その秋のホールツアーにも注目が集まります。今年はシングルのみのリリースなので、セットリストはこれまでの集大成的なものになることを想像しているんですが、どのような内容を計画していますか?
 
MONKEY MAJIK)“これまでの集大成的な”というのは、ある意味そうですね。僕たちの代表的な曲から、ライヴハウスツアーでは披露しきれなかったインディーズ時代の曲まで選んでます。あと今回はサポートパーカッションが入るので、サポートキーボードを含めて6人編成でしっかり聴かせていくセットリストになっています。

毎回グッズにも力を入れてるように感じますが、今回のツアーグッズでオススメなものはありますか?

MONKEY MAJIK)久しぶりにパーカーを作りました。秋冬ツアーなので、みんなに着て欲しい。あと、オフィスで使えるマグやスマホスタンドにも注目です。
 

ラインナップはコチラ↓
http://shop.mu-mo.net/list1/248103006

今回地方は福岡、大阪、愛知、名古屋などを回ります。いつも楽しみにしているグルメはありますか?
 
MONKEY MAJIK)各地美味しいものがあって困りますよね(笑)。寒い季節になるので、博多の水炊、もつ鍋は楽しみですね。あと、名古屋の味噌煮込みうどんも!
 

ツアーファイナルは地元の仙台で締めくくりです。他の都市と仙台でのライヴで異なることがあれば、どんなことですか?
 
MONKEY MAJIK)ライヴへの意気込みは変わりませんが、ずっと僕たちを長いこと応援してくれている方や友人たちもたくさん来てくれる、いわばホームなので、どこかちょっとほっとするようなところもありますね。あとは千秋楽なので、終えたら楽しく飲もうと思ってます(笑)。
 

結成当時、メジャーリリース当時はここまで大きなホールでのライヴを想像していなかったかもしれません。当時の自分にメッセージを投げかけるとしたら、どんな言葉ですか?
 
MONKEY MAJIK)自分にというよりも、ファンへの感謝。それしかないです。


―10/25にリリースされるディズニー楽曲のカヴァーアルバムThank You Disneyでは、『トイ・ストーリー2の「ホエン・シー・ラヴド・ミー(When She Loved Me)」をカヴァーしています。非常にドラマチックな楽曲です。この曲をカヴァーすることで、特にこだわったことは?
 
MONKEY MAJIK)そもそも、この曲を男性に歌わせようと考えたケニー・オルテガさん(同作のエグゼクティヴ・プロデューサー)の発想がすごいと思いましたね。原曲は女性ボーカリストが美しくも切なく歌い上げる曲ですからね。僕たちもその切ないイメージは保ちつつ、二人でブロックごとのメリハリを意識して、情感を込めて歌いました。

 
原曲の持つドラマチックな雰囲気もしっかりよみがえっていると思います。彼のプロデュースワークをどのように感じましたか?
 
MONKEY MAJIK)すごくシンプルなアレンジなのに、どこか特別なエッセンスを感じさせるところが本当に素晴らしいと思います。はじめてアレンジを聴いたときに「こんな感じに歌おう」というのが一瞬で見えましたね。
 

―2017年はライヴの年でした。2018年は新作リリースにも期待したいですが、今後の“MONKEY MAJIK”について、教えてください。
 
MONKEY MAJIK)これからツアーと並行して曲作りをしていきますが、もう表現したいことや構想がたくさんあって困ってます(笑)。新しい曲が届くのをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

【MONKEY MAJIK OFFICIAL SITE】
http://www.monkeymajik.com/

【MONKEY MAJIK OFFICIAL Facebook】
https://www.facebook.com/official.MonkeyMajik

Thank You Disney】
http://avex.jp/thankyoudisney/
 

記事情報

小林こばーん朋寛

ライター

小林こばーん朋寛

2012年までYahoo!、現在はWEBプロモーター、ライター/エディターなどフリーランスでいろいろやっております。音楽仕事:GREAT3/大橋トリオ/LEO今井など。スポーツ仕事:onyourmark、雑誌markなど。